カテゴリ
EXCEL関連
- 文字列の結合
- 文字列の置換
- セル前後のスペースを一気に削除
- セル内改行を一気に削除
- 住所から都道府県名を取り出すには
- 特定の文字以降を削除する方法
- 郵便番号、電話番号、FAX番号の妥当性チェック
- ある条件を満たしたデータ件数カウント
- データを決まった桁数に統一したい
- 非表示の行や列をコピーしたくない
- メールの妥当性チェック
- 手書き誤字置換
- シート数カウント&シート名取得
- 多数のシートを一気に作成したい
- リンク先URLを一気に取得したい
- URLから最後のPDFファイル名部分だけを抜き出す
- セル内のスペースをカウントする
- 既存データの右側にアンケート情報を入力したい(既存データと画像順が一致しない)
住所から都道府県名を取り出すには
住所の取扱をしているのなら、これはよくある作業内容です。
簡単な方法を2つご紹介します。
・方法1:数式「=IF(MID(A2,4,1)="県",LEFT(A2,4),LEFT(A2,3))」
・方法2:秀丸を利用
■解説:
・方法1:
数式「=IF(MID(A2,4,1)="県",LEFT(A2,4),LEFT(A2,3))」
ややこしい数式に苦手な方は、何をやっているかはわかりにくいかもしれませんが、分割してみると、すぐわかると思います。
やっていることは、
まず、MID関数でA3セルの4つ目の文字は「県」かどうかを判断します。
4つ目の文字は「県」なら、神奈川県、鹿児島県、和歌山県のどれかになりますので、LEFT(A2,4)で左から4文字分を取得する。
4つ目の文字は「県」でない場合は、神奈川県、鹿児島県、和歌山県以外の都道府県になるので、LEFT(A2,3)で左から3文字分を取得する。
といったシンプルなことをやっています。
ちなみに、MID関数の書式は次の通りです。
=MID(元の文字列,抜き出したい初めの文字が何文字目か,抜き出したい文字数)
IF関数もありますが、その紹介は割愛させていただきます。
・方法2:
秀丸を利用
1、住所を秀丸へコピペする
2、ボックス選択機能で最初の3文字分だけを選択し、コピー
※秀丸には、ボックス選択機能があります。ショットカットキーの割り当てをしておく必要がありますが、設定は一度だけです。
3、EXCELに貼り付け、神奈川→神奈川県、鹿児島→鹿児島県、和歌山→和歌山県と置き換える
■おすすめ:
私は方法2(秀丸を利用)をよく使っています。
関数を使うには、セルがB2だったり、C2だったりしている場合は、いちいち修正しないといけません。
方法2は、最後の置き換え処理が必要ですが、3回で終わるので、特に気にしていません。